10月14日〜10月16日まで室蘭および苫小牧付近の探鳥をしてきた。室蘭では、渡りの鳥たちを中心に撮影し、苫小牧では、紅葉と鳥たちを主に撮影した。 |
初日は、ウトナイ湖から苫小牧の演習林を中心に探鳥した。ウトナイ湖では、ヒシクイ、マガン、オオハクチョウ、コハクチョウ、オナガガモがゆったりと羽を休めていた。次に回った苫小牧では、紅葉が写る小さな池にマガモが番で仲良く泳いでいた。カラマツは黄葉し、太くて大きな木には、ツタウルシが赤と黄とオレンジ色で美しい。ツリバナには、コゲラが飛んできてホバリングして赤い花を上手に啄ばんでいく。ホウノキの実も、熟している。 |
赤い実のニシキギには、ヤマガラ、ハシブトガラが飛んできて辺りの様子を伺っているように見える。キバシリは、苔むした木に飛んできて忙しそうに上へ上へと木を上っていく。ゴジュウカラの動きも忙しい。紅葉に絡めて撮影したいのだが、なかなか思うようにはいかない。 |
最終日、雨の中、もう一度訪ねた苫小牧で、可愛いエゾリスに出会った。エゾリスの愛らしい動きを見ていると、雨のうっとおしさも、旅の疲れも吹き飛んでしまう。ヤマガラ、ゴジュウカラ、ハシブトガラも雨の中、可愛い姿を見せてくれた。深まり行く北の大地の秋を、肌で感じながら苫小牧を後にした。 |