鳥たちの広場

[如月の公園で]

オナガ シロハラ アトリ
ヤマガラ アオバト ビンズイ
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早いもので、1年の1/12が過ぎ、明日は、もう節分。昨日、少し遠い公園に出かけたので、今日は、久しぶりに近くの公園に出かけることにした。

公園に到着すると、早速、出迎えてくれたのが、アトリの群れ。カサコソと音を立てて、枯葉の中のカエデの実を啄ばんでいる。50羽近い群れが、一斉に枯葉を掘り返すので、カサコソ、ガサコソと凄まじい感じがする。キジバトやドバトが、その群れの中に舞い降りると、アトリは、一斉に飛び立つ。今シーズンは、アトリを初め、イカル、シメなどの群れが、あちこちで観察されているようである。先日見たイカルの群れは、バリバリと音立てて採餌していた。

アトリの姿が見えなくなると、シメ、カワラヒワが姿を見せた。やはりカエデの実を啄ばんでいる。こちらは、1羽とか2羽なので、静かにひっそりと啄ばんでいる。シロハラも姿を見せた。「ジュリ ジュリ ジュリ」すっかり葉を落としたカエデの木にエナガが2羽、姿を見せた。「ニー ニー ニー」今度は、ヤマガラの声がする。

少し離れたところから「ギュィ ギュィ ギュィ」と騒がしい声が聞こえてきた。ほどなくオナガの姿が見えた。次から次へと10羽ほどのオナガが飛んできたが、すぐに姿が見えなくなってしまった。

さっと奥の方で飛んだのは、どうもアオバトのようだ。少し待つと姿が見えた。やはりアオバトだった。しかし、アトリの群れが、ワァーと飛んできて、アオバトは、遠くに飛んでしまった。

松林の方に回ってみると、ビンズイがたくさん音も立てずに採餌している。こんなにたくさんいるのに、ビンズイは、とっても静かだ。

如月の公園で出会った鳥たち。わずかの時間に、ずいぶんたくさんの鳥たちに出会った。笑顔で迎えてくれたフィールドの皆様と、姿を見せ心癒してくれた、たくさんの鳥たちに心から感謝の一日だった。

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