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初冬の公園は、小春日和。時折、吹く風も、優しく暖かい。風が吹くたびに、はらはらと赤や黄のカエデの葉が舞い、ファンタジーの世界へといざなってくれる。たった一日、間をあけただけで、カエデが、葉を落とし、カラスウリが2個、寂しげに揺れている。
カエデの窪みに水を飲みに飛んでくるのは、アトリ。時々、メジロも姿を現す。今日は、珍しくウソも水を飲みに現れた。カエデの奥にあるサカキの木には、シロハラの白いお腹が見える。ほんの一瞬、姿を現したのは、アカハラ。
まだ赤い葉を残しているカエデの木には、シジュウカラやコゲラの姿が見える。ヤマガラも近くの木に飛んできて「ニーニーニー」と鳴いている。アオジは、落ち葉のところで、何やら実を啄ばみ、草むらの近くにヒョィと飛んでとまった。ビンズイも飛んできて、尾を振り振り、木にとまった。
優しく暖かい風が吹き、はらはらとカエデの葉が舞う、初冬の公園は、人にとっても鳥にとっても静かな憩いの場だ。
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