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午後からは、下り坂になるとの予報で、今週は、はっきりしないお天気が続きそうである。雨の降り出す前にと思って、久しぶりに手賀沼遊歩道を歩いた。この道は、思い出多い道。懐かしさが込み上げてくる道だ。初めてコブハクチョウに出会ったのも、この遊歩道だ。
歩き始めてすぐにオオジュリンの声を聞いた。手賀沼沿いの葦原に見え隠れしている。しかし、オオジュリンのほんの一部が、ごくごくたまに見えるくらいで、撮影は困難である。諦めてさらに歩を進めると、草むらの中からキジ(♀)が、姿を現し、すぐに奥の草むらの中に消えた。前方の葦原に見えるのは、カシラダカ。今シーズン、初めての出会いだ。
遊歩道を横切るように、綺麗なアオジが飛んだ。葦原からは、ウグイスの地鳴きが聞こえてくる。どこからかツグミの声も聞こえてくる。ギィーとコゲラの声がした。すっかり葉の落ちた木を見上げると、2羽のコゲラが忙しそうに動き回っている。
高い木の上から農園の方に向かって飛んだのは、モズ。手賀沼の湖面に見えるのは、オオバン、カイツブリ、カンムリカイツブリ、コガモ、オナガガモ、ユリカモメ、カワウ、コブハクチョウ、コサギなどである。
最初にオオジュリンの声を聞いたところに戻ってみると、エナガの群れが、忙しく飛び回っているのが見えた。葦原に入ったエナガは、いつもと違う雰囲気で楽しませてくれた。。
「手賀沼遊歩道」。この道は、思い出多い道。
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