寒い間、何度か見る機会のあったウミスズメ。新緑のまばゆい季節を迎え、見る機会もないだろうと思っていたが、何と嬉しい目の前での出会いが実現した。今まで、ウミスズメの鳴き声を間近に聞きながら、岸壁から見下ろすのが怖くて、離れた位置のウミスズメばかりを観察していた。
海辺の藻の生えているいるところに潜水を繰り返しながら、餌取りに来るのである。潜水している時間が長いので、背は、見えるのだが、なかなか顔をあげてくれない。夏羽に移行中の目の後方の白線が、時折見えて、それが、また、愛らしい。嬉しく楽しい出会いであった。鳥友に感謝である。