鳥たちの広場

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[睦月の公園]

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風もなく、冬の柔らかい日差しが降り注ぐ。紅梅は、今がちょうど見ごろ。日当たりの良いところの紅梅は、すでに終わりかけているものもある。白梅は、これからというところ。足元の岩場に、つまずきそうになりながら、ゆっくり公園内を歩く。

最初に出会ったのが、マヒワ。30羽ほどの群れで、近くの杉林に入り、時折、水場に降りてくる。シメも群れで飛び交っている。梅のつぼみのところに現れたのは、ホオジロ。田んぼで見かけるホオジロとは、別の鳥のような印象を受ける。ルリビタキも現れた。岩の上にちょこんととまり、振り返った。バサッと大きな鳥が飛んだと思ったらシロハラだった。カサカサと落ち葉の下を物色している。

紅梅を愛でながら歩いていると、また、大きな鳥影が。良く見るとアカハラだった。少し角度を変えて撮影したいと思ったが、どこかに潜んでしまったらしい。手招きしてくださる方が、あったので、そっと近づいてみるとトラツグミが見え隠れしている。結構、忙しく動き回っている。餌取りが忙しいらしい。

アジサイの植え込みのところには、ジョウビタキ♂が飛んできた。なかなか良いところには、とまってくれない。よくよく見ると、すぐ近くに、もう1羽のジョウビタキ♂の姿が見える。こんなに近距離で、縄張り争いはないのだろうか。

久しぶりの公園。短時間で思いがけず、たくさんの鳥たちに出会うことが出来た。冬の日差しが、柔らかく降り注ぎ、水仙も甘い香りをはなっていた。

九羽の白鳥