鳥たちの広場

[新春の公園]

ジョウビタキ ウグイス カシラダカ
ミソサザイ ルリビタキ カワセミ
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元旦は、終日自宅で過ごしたため、今日から2009年の鳥撮りのスタート。今年は、どんな鳥たちとの出会いが待っているだろうか。そんなことを考えながら、久しぶりに電車に乗って近くの公園に向かった。

最初に出迎えてくれたのが、カワセミ。目の前をコバルトブルーの鳥が飛び、先ずは、幸先の良いスタートである。カワセミに出会うと何故か嬉しい。この鳥の翡翠色に心惹かれるからであろうか。葦原の中から聞こえてくるのは、ウグイスの地鳴き。忙しく動き回る姿が、見え隠れしている。

林縁に沿って、動いている鳥は何だろう?暗いので、すぐにはわからなかったが、ミソサザイだった。暗いので、撮影にはいつも苦労するが、会えるとやはり嬉しい。近くの小さな流れの所には、キセキレイの姿も見えた。

茂みの中からぱっと飛び出したのは、アオジ。今日、アオジとの出会いは、何度かあったが、すぐに葦原の中に姿を隠してしまう。アオジを見失って、がっかりしているとカシラダカが、近くに現れた。アオジに比べると、ずいぶん警戒心が薄い。じっくり観察するとカシラダカの語源が、良く分かる。今日は、なるほどと思って何度も感心して見入ってしまった。

ジョウビタキ(♀)が、愛想良く近くの木にとまった。このジョウビタキは、散歩の人が、通り過ぎても、レンズがたくさん向けられても、平然としている。実にサービス精神旺盛である。この公園では、カワセミも愛想が良い。今日は、何度も目の前を飛び、美しいコバルトブルーの色を楽しませてくれた。

今日、一番会いたかったのは、ルリビタキ。簡単に会えると思っていたのに、なかなか会えない。でも、この公園に来られる方は、親切な方ばかり。何人もの方が、「こっちにルリビタキがいますよ。」とお声をかけてくださった。心優しい方達ばかりなので、鳥たちも笑顔を見せてくれるのかもしれない。

新春の公園では、たくさんの鳥たちと、心優しい方たちとの出会いが待っていた。今年も楽しく心に残る鳥見が出来そうである。

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