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少々、早起きして、沼のほとりに向かった。途中の田んぼには、霜が降り、一面真っ白。外気は、マイナス1度と表示された。朝日と川霧。ぼんやり霞んで見える世界は、とても幻想的だ。
雨の後の沼のほとり。空は、すっきりと澄み渡り、湖面のブルーの何と爽やかなことだろう。朝日に照らされて、一層、美しい。湖面に現れたのは、ミコアイサ。気がつくのが、ちょっと遅くて残念。どんどん遠くに行ってしまう。遠くには、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリも見える。少し歩くと、ヨシガモの雌雄の姿が見えてきた。先日、訪れたときは、盛んにディスプレイをしていたのだが、今日は、静かに休んでいるようだ。
葦原から、「フィッフィッ」と聞こえてきたのは、ベニマシコ。なかなか姿が見えなかったが、ようやく、一瞬、姿を見せてくれた。アオジ、オオジュリンも、わずかに姿が見える。「チチッ チチッ」と聞こえてくるのは、ホオジロ。ずいぶん姿を見かけた。朝の光の中で見るホオジロは、輝いて見える。ツグミも、一瞬、姿を見せた。ここの葦原の鳥たちは、かなり警戒心が強い。カワラヒワだけは、サービス良く、比較的近くでゆっくり撮影出来た。
沼のほとりをゆっくり歩く。湖面に見えるヨシガモ(♂)のナポレオンハット。朝日があたって、光沢が美しい。1羽の♂が飛び立った。左手からカワウも飛んできた。空の青と湖面のブルーが、見事に調和し、ゆったりと時を刻んでいく。
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