鳥たちの広場

[八ヶ岳南麓]

キジ ニュウナイスズメ リス
アトリ イカル アオゲラ
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2月23日〜24日にかけて八ヶ岳南麓の清里高原にグループで出かけた。発達した低気圧が日本海側を通過した影響で、関東地方が大荒れの日であった。強い風は、「春一番」であったという。
ちょうどその頃、私達は、標高1400m近い地点を目指していた。前日、オオマシコ5羽が観察されたという地点を通過し、ほどなくすると空模様が一変し、吹雪いてきた。静寂という言葉がふさわしい雪・雪・雪の世界である。この幻想的な世界に羽音を立てずに飛ぶフクロウが現れてくれたらとの願いは、消え、吹雪は一層強くなっていった。
翌朝早くに、再訪したが、前日よりの雪に加え、さらに雪は降り続き断念せざるを得なかった。宿泊先のペンションに戻り、窓越しではあるが、小鳥たちを観察した。一番多かったのが、ニューナイスズメで約150羽。アトリ、イカル、シメの姿もよく見られた。アカゲラ、アオゲラ、エナガも牛脂をお目当てに姿を見せた。キジは雌ばかりであったが4羽。カヤクグリは、窓のすぐ側までやってきた。リスが木を駆け回る姿は、まるで童話の世界のようである。
1泊2日の限られた時間ではあったが、八ヶ岳南麓で出会った鳥たちに、新たなエネルギーをいただき、また元気に過ごせそうである。。
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