高原では、紅葉が見頃なのではないかと思い出かけることにした。初日は、秋晴れで日曜日ということもあってたくさんの人と車の列。4kmの道のりがなんと1時間もかかる渋滞ぶり。湖畔のキャンプ場付近で、最初に出会ったのは、カシラダカの群れ。続いて松の木には、アトリが数羽。川沿いにはカワセミまで登場。松林には、アカゲラの姿。川をはさんで対岸の高い木には、マヒワの姿が見える。今度はアオゲラが飛んで来た。写真を撮るのは、なかなか難しいが小鳥たちの元気な姿を見てこちらも元気が出てくる。 |
場所を変えて湖を一周する。紅葉が真っ盛りでカメラを持った人がたくさんいる。湖に写った紅葉がまた美しい。クマが出没するというので十分気をつけながら、紅葉の森の中を歩く。小鳥が茂みから飛び立つのだが、すぐにまた茂みに入ってしまって何の鳥かよくわからない。ブドウの絡まった木に少し大きめの鳥が飛んで来た。顔にはっきりと眉斑が見える。マミチャジナイだと思った瞬間、嬉しくなった。そろそろ引き上げようと思ったとき、真っ黒の綺麗な鳥が横切った。マミジロだ。なんだか今日は不思議な出会いが多い。 |
二日目は、雨が降っていたが、探鳥を始めてまもなく雨が上がり、この日もまた紅葉の森を歩いた。ゴジュウカラ、コガラ、カシラダカがたくさん飛び立つ。アオジ、クロジも飛び立つのだが、なかなか写真は難しい。高い木の上を飛び回っているのは、どうやらマミチャジナイのようだ。アカハラ、シロハラの姿も見える。ゴジュウカラは、あちらでもこちらでも森の中を飛び回っている。 |
三日目は、風を交えた雨が降りしきりほんの少し探鳥して帰路に着いた。 |