九羽の白鳥 > とりどり日記(2011年12月) > 2011/12/20
冬の北海道を訪れるとき、出会いを期待する鳥は、いろいろありますが、やはり何と言ってもタンチョウが一番なのではないでしょうか。真っ白な雪景色の中のタンチョウは、ことさら美しく見えます。「けあらし」が立ち、サンピラーが現れる極寒の中、音羽橋から見たタンチョウの姿も忘れることが出来ません。太陽が傾きかける頃、塒に向かって飛んで行く姿は、胸を打つものがあります。北海道の青空は、関東の空よりずっと澄みきって青いと私は、思っています。その青空を飛ぶタンチョウ。心に残る1枚です。