九羽の白鳥 > とりどり日記(2011年12月) > 2011/12/26
青葉若葉の頃に南から渡ってくるミミズクなので「青葉木兎」と命名されたそうですが、青葉が良く似合う鳥だと、いつも思います。洞にいる雛を近くの大きな木にとまって見張り番をする親鳥の姿には、胸が熱くなります。その姿には、親の愛情が満ち溢れているからではないでしょうか。夏の暑さが始まるころ、洞から巣立った雛は、初めて見る世界に興味を示しながら親の愛情をいっぱい受けてすくすくと育っていきます。南の国に渡る日まで過ごす静かな森。そっとそっと見守ってあげたいと思います。