空を仰ぐと夏色の大きな空が広がり、白い雲がムクムクと湧いて子供の頃の夏休みを思い起こさせてくれる。暑いさなか、麦わら帽子をかぶって蝉とりをした日の懐かしい思い出。「まつばぼたんの咲くころは、いつもお日照り夏休み」子供の頃、良く口ずさんだ詩の一節である。
今シーズン、田んぼは、非常に低調である。干潟には、暑くて、なかなか足が向かないのだが、こちらもやはりシギたちの姿が少ないという。そのような中で、先日、出会ったのがヒバリシギである。距離があり、草がかかっていて識別に悩んだが、どうやらヒバリシギのようだ。これからエリマキシギやウズラシギなどにも期待したいところである。