九羽の白鳥 > とりどり日記(2012年8月) > 2012/8/29
いよいよ八月も残り少なくなってきた。それでも、なお暑さは相変わらずである。夏の初めのころ、ほとんど聞くことが出来なかった蝉の声が、今は、やかましいほどに鳴り響いている。蝉が地上に出てからの命は、本当に短いのだから精一杯鳴いているのだろう。
いつものように田んぼ巡りをしているとき畦道にジシギの姿を見かけた。車で通りかかり気がついてバックしたのだが、そのジシギは、こちらには気もとめず熱心に採餌していた。全体が黒っぽいというのが第一印象だった。チュウジシギ。今シーズン初めての出会いであった。