思い出の鳥たち

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[ レンカク冬羽 ]

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2013年10月14日の朝早く、オグロシギが飛んでしまって、ひっそりした蓮田に到着して間もなく、蓮田脇の草むらに見慣れない鳥が姿を現した。見覚えのある顔なのだが、それが何の鳥であるかすぐには思い出せない。数分後、図鑑で何度も見たことのある「レンカク冬羽」であるということを思い出した。

レンカク夏羽には、今までに出会う機会は何度かあったのだが、レンカク冬羽を実際に見るのは初めてである。少し距離はあるが、カメラに収めよう。そう思ってそっとレンズを向ける。何とレンカクがどんどん近づいて来るではないか。こんな嬉しい出会いがあるから鳥見の世界にますます心奪われてしまう。

オオチドリに出会ったときもエリマキシギ夏羽に出会ったときも今回のレンカク冬羽にしても、自分で見つけることの喜びは、大きく、深く心に残るものである。次の機会への夢は、限りなく広がる。