思い出の鳥たち

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[ツバメチドリ]

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「ツバメチドリ」という鳥の名前を初めて聞いたのは、鳥に関心を持つようになって初めて浮島を訪れたときのことである。今、ツバメチドリが飛んだとか飛ばないとかの会話を耳にし、一体どんな鳥なのだろうと思ったあの日。その後、浮島を訪れる機会は、何度もあったが、ツバメチドリに出会う機会は、なかなか巡ってこなかった。

私が、初めてツバメチドリを見ることが出来たのは、2006年7月に奄美大島を訪れたときのことである。乾ききった畑に2羽のツバメチドリの姿が見えた。あの暑さの中で、ツバメチドリは、どうなるのだろうと心配したものだった

昨春(2008年4月)、与那国島を訪れる機会が巡ってきた。牧場で出会ったツバメチドリは、嘴の基部が、鮮やかな赤で、ことさら印象深く、何とか飛翔をとチャレンジしたが、とうとう撮影し損ねてしまった。

昨年の夏、ようやく稲敷市でツバメチドリに出会う機会が巡ってきた。その日は、カンカン照りの暑い日だった。奄美大島で初めてツバメチドリに出会ったあの夏の日が思い出され、感慨深いものがあった。身近なフィールドでのツバチとの出会い。それは思い出を一層深いものにしてくれる。

九羽の白鳥