九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年3月) > 2010/3/31
今日で三月も終わり。弥生は、草の新芽、木々の芽吹きに春の訪れを味わい、日毎に膨らんでいく桜の蕾に、ひとときの夢を見る月。例年なら、住まいの近くの桜通りの桜は、満開の時期なのだが、ここのところの寒さで相変わらず蕾は固い。
今日、訪れた公園には、数種類の桜があって、それぞれに味わい深い趣があり、しばし、心癒される。それぞれの桜に名札がつけてあり、桜がバラ科であるということを改めて認識した。満開の花に赤味を帯びた葉が美しいオオウチザクラ。そのオオウチザクラにイカルが1羽、静かにとまってくれた。イカルのお花見。何とも嬉しい出会いである。
三月、四月は、花を愛でる月。そして花に絡めて鳥との出会いが楽しめれば、こんなに嬉しいことはない。今日の出会いに心から感謝。