九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年4月) > 2010/4/15
今日は、また冷たい風が吹き、雨も本格的。何とも冷え冷えとした一日だった。「寒いですね。」これが、ご近所の方とお会いした時の、挨拶。四月も半ばと言うのに、一体、地球は、どうなっているのだろう。
雨が小降りになってきたのを見はからって、久しぶりに田んぼめぐりをしてきた。寒い日が、続いているが、畦道には、ツクシがいっぱい。何時の間に、こんなに可愛い顔を出していたのだろう。ほっとして嬉しくなる光景である。ツクシに見とれていると、ホオジロが飛んで来た。続いて、もう1羽飛んで来たのは、ホオアカ。久しぶりの出会いで、心が弾む。
雨に濡れたキジ♂も現れた。暖かい春の日差しを浴びていたら、このキジの羽が光沢を帯び、さぞ綺麗に輝いて見えたことだろう。しかし、冷雨に濡れた羽の色は、何とも寂しい色合いである。近くには、♀のキジもいて、ほのぼのとした春の野の光景なのだが。こんなに寒いと、暖かい春の光が待ち遠しい。