九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年4月) > 2010/4/19
渡り途中の鳥たちとの出会いを期待して、今日も公園に向かった。しかし、桜並木から聞こえてくるのは、あの賑やかなヒヨドリの声。芝生に群れるムクドリ。オオシマザクラにとまったスズメ。カサカサと落ち葉の中の虫を探すアカハラ。ほんの一瞬、姿を見せたアオジ。ギュイギュイとうるさいほどに鳴くオナガ。これが、今日の出会いの顔ぶれである。
オオルリやキビタキなど、いつもの年なら見られている時期なのだが、寒さが続いたためか、鳥たちの移動の時期がずれこんでいるようだ。それでも数日前には、コムクドリが旅の途中に立ち寄ってくれた。コムクドリを初めて見たのは、飛島であった。あの時、かなり距離があったが、初めて見たあの日のことを、今でも鮮明に覚えている。その後、裏磐梯で何度か見ているが、住まいの近くで、見る機会には、なかなか恵まれなかったので、この日の出会いは嬉しかった。