九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年5月) > 2010/5/20
今日も雨模様の一日。窓から見えるエゴノキの新緑が、日毎に濃さを増している。わずかに咲き始めた白い花が、雨に濡れている。
昨日、久しぶりに回った田んぼ。いつの間にかシロツメクサが一面に咲いてお花畑になっている。レンゲ畑の思い出は、たくさんあるけれど、シロツメクサが、これほどたくさん一面に咲いている畑は、見たことがない。この真っ白なお花畑に何か鳥が飛んで来てくれないかしら?淡い期待で、シロツメクサのお花畑をゆっくりゆっくり進む。すると、嬉しいことに雌のキジが飛んで来た。しかし、お花の中にもぐってしまって姿が見えない。
クローバーとも言われるシロツメクサ。その昔、オランダ船の荷物(ガラス製品)のパッキング用に使われたことから、「つめくさ(詰め草)」の名がついたという。四つ葉のクローバー探しをしたのも遠い日の思い出。そんなことを考えていると雄のキジの姿が見えた。ケンケーン。お花畑は、ひととき夢を見させてくれた。