九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年5月) > 2010/5/31
5月27〜28日までと29〜30日まで2か所の高原に行く機会に恵まれた。1か所は、標高およそ1200m。もう1か所は、標高1600mくらいのところである。両者とも、それぞれに鳥との出会い、人との出会いに心癒され、学ぶことの多かった高原の旅であった。
白樺林の美しい高原では、ジュウイチ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギスの声が響き渡り、清々しい気分を味わうことが出来た。しかし姿を確認するのは、なかなか困難である。美しい山並みと新緑、トウゴクミツバツツジの優しい色合いを味わいながら、鳥たちのさえずりに耳を傾けるとき、心満ち足り、至福のひと時を過ごすことが出来た。
♪キョキョキョというホトトギスの声は、何度となく耳にしているが、今まで、姿をはっきり確認する機会には、恵まれなかった。昨日、今回の旅の最後に、思いがけず、ホトトギスの姿を見ることが出来た。今にも雨が落ちてきそうな暗い空模様であったが、心は、晴れ晴れとして嬉しかった。