九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年8月) > 2010/8/9
「シベリアオオハシシギ」2008年8月19日、東京港野鳥公園で初めて出会った。図鑑を見て行ったものの、ガラス越しで、かなり距離のある鳥の特徴をつかむのは、私にとって、かなり難しいことであった。スコープを見せてくださる方があり、何とか、その特徴を目に焼き付けた。
今回、茨城の田んぼで話題になったシベリアオオハシシギ。実は、私は、それとは知らずに7月26日に撮影していた。識別力のなさに汗顔の至りである。シギ・チに精通された方に、写真を見ていただき、判明した。そして、シベリアオオハシシギの特徴を詳しく教えてくださった。
(1)まっすぐで黒くて太い嘴。(2)黒くて長い足。(3)顎を引いたような姿勢。写真を良く良く見れば、その特徴と合致していた。特に「顎を引いたような姿勢」という言葉は、新鮮で、図鑑にも載っていないことであり、深く心に残るものであった。
鳥との出会いは、人との出会い。人との出会いは、鳥との出会い。心から感謝、感謝の出来事であった。