九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年8月) > 2010/8/12
今日は、風が強かった。猛暑とか酷暑とか言われている今年の夏。風があると、ずいぶん過ごしやすい。日中は、セミの声で夏を感じているが、夜になり、涼風と共に、虫の声が聞こえるようになってきた。
6月の終わりに出会ったレンカク。久しぶりの出会いで、とても嬉しかった。初めてレンカクに出会ったのは、4年前の夏。奈良にレンカクが出ていると聞きながら、行くこと叶わず、心中穏やかなるものがあった。しかし、「待てば海路の日和あり」のことわざ通り、身近なフィールドに綺麗な夏羽のレンカクが姿を見せてくれた。それも蓮の葉の上を歩く姿は、まさに貴婦人ともいえるものであった。
そして今年の6月。またレンカクに出会うことが出来た。休耕田の決して綺麗とは、言い難い場所であったが、ひととき、水に入って、その姿を楽しませてくれた。思い出のひとこまである。