九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年8月) > 2010/8/21
日本では、繁殖が珍しいとされるキンクロハジロ。最初は、雛が3羽だったそうだが、今では1羽になり、元気に公園内の池を泳いでいる。そのキンクロハジロの雛を今朝、間近に見てきた。
キンクロハジロの雛は、常に母鳥の後をついて泳いでいた。父鳥は、悠然と1羽で、浮かんでいる。広くもなく狭くもない程よい広さの池をキンクロハジロの親子が泳いでいるだけで、その公園は、優しく和やかな雰囲気につつまれている。雛の成長を見守るかのように散歩の人も立ち止まる。公園の朝は、ゆったりと時間が流れていく。