九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年8月) > 2010/8/23
今日は、また暑い一日だった。田んぼに行く前に立ち寄った林では、セミの声が、賑やかに聞こえてくる。「ミーン、ミーン、ミーン。」あちらからもこちらからも聞こえてくる。もうすぐ夏休みも終わり。子供のころ、このミンミン蝉の声を聞くと、「夏休みの宿題終わった?」と問いかけられているようで、何とも落ち着かない気分になったものであった。
しばらく林を歩いてみると、サクラの木の奥にコゲラが飛んできた。すぐ近くには、シジュウカラの幼鳥の姿が見える。後は、蝉の声が響き渡るだけ。風もなく、汗がじっとりと体にまとわりつくように流れていく。その時、2羽の小鳥が飛んだ。最初、コサメビタキ?と思ったけれど、動きが違う。どうもムシクイのようだ。多分、メボソムシクイであろう。いよいよ秋の渡り。これから楽しみな季節がやってくる。