九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年8月) > 2010/8/29
まだまだ暑い。とは言え、ひと頃の猛暑、酷暑とは違って、ほっと一息出来るような暑さである。ツクツクボウシの鳴き声が目立つようになり、秋を告げているかのようである。ツクツクボウシをネットで調べてみると、*「ジー…ツクツクツク…ボーシ!ツクツクボーシ!」と始まり以後「ツクツクボーシ!」を十数回ほど繰り返し、「ウイヨース!」を数回、最後に「ジー…」と鳴き終わる。*とあった。私の子供の頃の記憶によれば、「ツクツクホーシ」ではなく、「オーシーツクツク」であった。地域によって聞こえ方が違ってくるようである。これは、鳥の鳴き声にも言えることなのだろうか。
先日、田んぼまわりをしているとき、トビに出会った。普段、レンズを向けることの少ない鳥だが、稲刈りの済んだ後の田んぼに降りていたトビは、案外綺麗に見えた。3羽のトビが、田んぼに降りていたのだが、2羽は、すぐに飛んでしまい、1羽だけが、残った。そのトビの前を、ムクドリが何羽も飛んでいく。のどかで心癒される光景であった。