九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年9月) > 2010/9/4
夏深し。秋近し。9月になっても暑さは変わりなく、何とか少しでも暑さを忘れようと季語集を眺めていたが、どうもしっくりくる言葉が見つからない。外は、まだまだカンカン照り。セミの声が、一層にぎやかに聞こえてくる。夾竹桃には、若いスズメが数羽飛んできた。
先日、蓮田で出会ったセイタカシギ。あの日も、ずいぶん暑かったが、セイタカシギに出会えたことで、ひととき暑さを忘れることが出来た。干潟で出会うセイタカシギとは、また一味違う気がする。スラリとして長身のセイタカシギは、スマートで優しい少女のイメージがあるのだが、結構、気が強いとか。
セイタカシギの思い出に浸っていると、夕風がさわさわと吹き始めた。