九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年9月) > 2010/9/30
昨日は、久しぶりに太陽が顔を出し、秋の気配をゆっくり楽しむことが出来た。しかし、今日は、また雨。それも本降りである。夏の間、飛び切りの暑さを味わい、カンカン照りの毎日を過ごしてきたので、自然の恵みとしての雨を、大らかな気持ちで迎え入れることが出来る。とは言え、鳥見に出掛けられないのは、ちょっぴり寂しい気持ちである。
昨日、メジロの声につられて、木立の近くで、待っていると、メジロとは違う鳥が、一瞬、目の前を横切った。もしかしてキビタキかもしれない。そう思ったけれど、そのあと、しばらく姿が見えず、メジロとシジュウカラが、込み入った木立の中に忙しそうに入っていく。
メジロは、大好きな鳥なので、何とか撮影したいと思い、その場で、しばらく待つことにした。すると、すぐ目の前の木に、止まった鳥がいる。キビタキのようだ。先程、横切った鳥は、この鳥だったのだろうか。公園の小さな秋。渡り途中の鳥たちが、そっと教えてくれる。