九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年10月) > 2010/10/21
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クロハラアジサシ。漢字では、「黒腹鯵刺」と書く。初めてクロハラアジサシに出会ったのは、鳥に関心を持ち始めたばかりの初めての冬。スズガモもホシハジロもコハクチョウも何もかもが新鮮で、その出会いが嬉しかった頃。地元の方に教えていただいてオオホシハジロの♂♀を撮影しているとき、クロハラアジサシの存在も教えていただいた。
モモイロペリカンの見られる沼で、飛んでいるところを見かける機会が比較的多いが、葦原を挟んで、距離があり、ゆっくり観察するのは、なかなか難しい。
数日前、思いがけず、クロハラアジサシが飛んでいるところと、杭にとまったところを観察、撮影する機会に恵まれた。何度もダイビングしている姿を見ることも出来た。雨が今にも降り出しそうな暗い日であったが、この日の出会いは、心に残るものとなった。