九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年11月) > 2010/11/4
天気予報では、しばらく晴天の日が続くとのことであった。しかし、今朝は、雲が厚く、何ともすっきりしない空模様の中、久しぶりに丘陵地帯の林に向かった。そろそろマヒワが飛来しているかもしれないとの淡い期待からである。
目的の林に到着するころには、雨が降り出し、林の中は、一層暗い。松林のところで、下草のところから2羽の小鳥が、飛び立った。暗い上に、小枝が視界を遮り、何の鳥だったのかわからないまま、少し歩いてみると、また小鳥が飛び立った。今度こその思いで、松の木の周辺をじっくり観察すると、ようやく鳥の姿が見えてきた。ビンズイだった。
さらに奥の林に進むと、ジョウビタキの声が聞こえてきた。しかし、声のする方角は、あまりに暗い。鳥の動く気配にレンズを向けてみる。ノイズが多くなるのを覚悟の上で、思い切ってISO感度をあげて撮影。何とか今シーズン初めて、ジョウビタキ♀との出会いとなった。