九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年11月) > 2010/11/6
キバシリ。漢字では、木走と書く。キバシリの体に比べれば、ずっと太く、樹皮の凹凸も多い樹木で採食する。キバシリの背中の色は、まさに樹皮のようで、一見、どこにキバシリがいるのか分かりにくい。
今まで、何度もキバシリに出会う機会はあったが、今回、初めて樹皮と見間違うような場面を撮影することが出来た。お腹の白い部分が、若干でも写っていれば、もっと分かりやすかったのかもしれない。木の幹をくるくると下から上へ忙しく移動しながら採食する様は、まさに「木走」。
深まりゆく秋。信州で出会ったキバシリは、今日も、くるくると忙しく木の幹を下から上へと動き回っていることだろう。