九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年12月) > 2010/12/6
一番身近なフィールドである手賀沼あるいは印旛沼。ここで観察されるウは、カワウである。カワウは、お世辞にも綺麗とは言い難い。しかし、そのカワウが、編隊を組んで夕暮れの空を飛んで行く様は、何とも哀愁を帯びていて詩情あふれるものがある。
海辺では、ウミウを見かけることが多い。その中に、時には、ヒメウを見かけることがあり、ヒメウを見つけた時点で、わずかながら心が弾む。そのヒメウを、先日、納沙布岬で非常に近い距離で観察することが出来た。初冬の光を浴びて、羽が緑色に輝き、何とも美しい。 この岬で期待していた鳥は、チシマウガラスであったが、この日のヒメウの姿は、忘れ難いものとなった。