九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年12月) > 2010/12/11
初冬の北海道で楽しみのひとつは、海の鳥との出会いである。その中で、今回、一番観察する機会が多かったのがクロガモではないだろうか。海の鳥は、結構、警戒心が強く、なかなか近くでは観察出来ない。アビ、オオハムの群れ、アカエリカイツブリ、ミミカイツブリ、カワアイサ、ウミアイサ、シノリガモなどいずれも遠かった。
クロガモは、何度も見かけたが、いずれも遠く、一度だけ、まずまずの距離で観察することが出来た。クロガモの鳴き声は、哀愁を帯びて物悲しく、何とも胸にせまるものがあり、クロガモが好きな理由のひとつになっている。銚子で見かける機会もあるが、北海道で出会うとまた、何とも言えない嬉しさがあるのは偽らざる気持ちである。