「冬の貴婦人」とも言われるタゲリ。飛来当初は、かなりの群れで観察出来るのだが、寒さが増してくると、その群れも分散していくようである。10数羽の群れで採餌している姿を見ることもあれば、たった1羽で、ポツンと田んぼにいる姿を見かけることもある。
先日、タゲリが2羽で、舞い上がっては、着地するという行動を繰り返していた。このような光景を今まで一度も見たことがなかったので、新鮮な思いで、しばし、タゲリ2羽の姿を眺めていた。あれは、もしかしてディスプレイなのだろうか。何とも優雅なタゲリの舞いであった。(2011・2・5撮影)