タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ノスリ ]

2017/11/29 霜月の田んぼ

寒くなって来ると、田んぼでは、ノスリを見かけることが多い。しかし、今季は、案外ノスリを見かける機会が少なく、電柱にとまっているノスリを見かけたときは、ほっとして嬉しくなった。この日出会ったノスリは、田んぼの枯れ草の山のようなところに降りていたのだが、こちらの気配に気がついて飛び立ってしまった。

少々諦めきれない思いで、別の田んぼを回っていると、二枚目の田んぼになにやら見えるのは、どうやらノスリらしい。嬉しくなってレンズを向けるとほんの2~3枚シャッターを押しただけで、飛ばれてしまった。かなり距離があったのに、あの警戒心は、異常ではないか。そう思って思い当たるのは、狩猟解禁になっているということであった。なんとも寂しいことである。