タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ タカブシギ ]

2020/8/31 蓮田のひとこま

暑さは、いつまで続くのだろうか。そうぼやきながら、田園地帯に向かった。目指すのは、心当たりの蓮田である。近づくほどにシギの声が聞こえて来る。それは、タカブシギの声であった。

到着してあまり時間が経っていないのだろうか。それぞれに思い思いの行動をしている。さして広くない蓮田であるが、20羽弱のタカブシギがいたように思う。そのうちの2羽が、じっと向かい合っている。まるで、相撲のワンシーンを見ているようであった。差し詰め、ハッケヨ~イ、ノコッタノコッタ!というところだろうか。この試合は、引き分けに終わった。