タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ カンタくん ]

2024/2/19 沼のほとり

如月の日差しは、春の訪れを感じさせ、やさしく頬を撫でて行く。その日差しの中、沼のほとりを歩いてみる。皆の人気者、モモイロペリカンのカンタくんが、漁師さんの舟から下り、一泳ぎして陸地にあがってきた。

こちらに向かって一歩。また一歩。それは、まるで幼子が嬉しそうに歩いているように見えた。カンタくんのお散歩。久しぶりに見る癒やされる光景であった。