思い出の鳥たち

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[クロジョウビタキ]

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2010年4月30日、粟島を訪れることが出来た。前日の4月29日に予定したのだが、悪天候のため、乗船予定であった高速船が欠航し、村上に足止めになったため、一日遅れでの上陸となった。

粟島で最初に探鳥した場所は、小学校およびその周辺の畑である。午後からは、牧平周辺を探鳥した。午後4時以降は、自由行動となったため、同行のOさん、Kさんと宿泊先の民宿周辺を散策することにした。探鳥のポイントのひとつである小学校に向かおうとしていたとき、海沿いの資材置き場のようなところに、1羽の鳥がとまっていた。Oさんが、最初に、その鳥に目をとめて「ムギマキ!」と叫んだ。ムギマキならば、絶対撮りたいとの思いで、レンズを向ける。しかし、どうもムギマキとは様子が違う。

今度は、Oさんが、「クロジョウビタキじゃない?」と言う。「あなた、クロジョウビタキに会ったことあるんでしょう?」 うん、うん、そう、そう。私は、与那国島でクロジョウビタキに出会ったことがある。でも、2008年4月、与那国島のぎらぎら光る陽光の中で見た、クロジョウビタキとは、ずいぶん印象が違う。でも、やっぱりクロジョウビタキに間違いない。私は、確信した。

粟島で出会ったクロジョウビタキは、ずいぶん愛想が良く、翌5月1日も、小学校周辺を飛び回り、元気な姿を見せてくれた。この思いがけない出会いに心から感謝。

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