笹川ではオオセッカがしきりにさえずり、放物線を描いて何度も飛び立つ姿を見せてくれた。セッカやコヨシキリ、オオヨシキリも負けじとさえずり賑やかだ。浮島では、コジュリンが美声を聞かせてくれた。
本当に暑い一日だったが葦原の鳥たちに出会え満足して帰路に着いた。
鳥たちの広場に、 キバシリ、 クロツグミ、 コガラ を追加しました。伊香保森林公園シダの池で出会ったクロツグミ。昨年より少しハンサムに撮れましたので入れ換えました。
東武日光駅からバスに乗って光徳牧場に向かった。牧場バス停前の木立から鳥の声がかすかに聞こえる。じっと目を凝らすが鳥の姿は見えない。牧場のほうに歩いていくがハルゼミの声が大きくて鳥の声は聞こえてこない。ようやく鳥影が見えたと思ったらスズメ。セキレイの姿をチラッと見かけたが鳥に会えずがっかりしてバス停に戻った。
ふと目の前の木立を見上げるとコゲラが飛んできた。よく見るとコゲラではなくキバシリだった。やっと会えたキバシリ。嬉しくて何枚もシャッターを切った。
雨が降ったり、用事が重なったりでなかなか鳥見もままならない。先日久しぶりに上野動物園に行ってみて驚いた。
オオワシが2羽小さな島にいる。ずいぶん大きな声を出す。写真で見るより可愛い顔に見える。冬鳥でここは東京都と思うとなんだか妙な気分だ。少し離れたところにタンチョウが2羽おり、タンチョウの舞を見せてくれた。傷ついた羽が痛々しい。
オオハクチョウやコハクチョウもいる。ここは傷ついて飛ぶことのできなくなった鳥たちの安住の地なのだろう。
鳥たちの広場に、 コルリ、 サンコウチョウ、 センダイムシクイ を追加しました。
昨日、サンカノゴイの写真がいまひとつだったので今日も本埜村に向かった。高曇りで、風もほどよく吹き、暑さもさほど気にならない。休日でないためかカメラマンの姿も少ない。サンカノゴイも今日はゆうゆうと飛んでくれそうな予感がする。
準備運動にヨシゴイでも撮ろうかとカメラの用意をしていると、突然大きな鳥が目の前の葭原から飛び出した。あわててカメラを向けるが大きすぎて入りきれない。あたふたとして何とか1枚撮れた。あまりに突然のことで本当にあわててしまった。
お天気もよさそうなので本埜村に向かった。Nさんから詳しい地図をいただいていたのでサンカノゴイのポイントはすぐに分かった。10人ぐらいの人がすでにカメラを構えていた。ヨシゴイはずいぶん飛んでいるが、サンカノゴイはなかなか飛ばないという。それに今年は個体数が少ないとか。
ヨシゴイやオオヨシキリを撮っていると「来たよ!」との声。ずいぶんゆっくり飛んでいるのにタイミングが合わず1回目は撮影失敗。2回目のチャンスも何故か逃してようやく3回目に何とかサンカノゴイの飛翔を撮ることができた。それにしてもサンカノゴイはずいぶん大きくてゆったりしている。
鳥博に行く前に少し時間があったので手賀沼に寄ってみた。稲の緑が濃くなった水田には、シギの姿はなくアマサギやダイサギ、コサギがちらほら見えるのみである。 ふと見ると、行く手にコチドリのかわいらしい姿が見える。車中からカメラを向けるとそれを察したのか右側の羽を少し広げ体を傾けた仕草をする。次に、左の羽を少し広げ左に体を傾ける。こちらの注意を引こうと一生懸命のようだ。ああ、これがコチドリの擬傷なのかしらと思う。「巣に近づかないでね」というサインなのだろう。この仕草を繰り返し、こちらの様子を伺い、さっと飛んだ。「大丈夫よ、コチドリさん。安心して。あなたの邪魔はしないから。」そう心の中で呼びかけた。
逗子駅からタクシーに乗り(1140円)、空模様を気にしながら二子山に向かった。細やかなアドバイスをくださったKさんに感謝しながら林道を歩く。途中、鳥の声とは違う声を何回か聞き、その正体が何なのか気になっていたが、それがサンコウチョウの敵、タイワンリスと知って愕然とした。
Kさんに教えていただいたポイントに近づくと「フィチィ フィチィ ホイホイホイ」「フィチィ フィチィ ホイホイホイ」の声。思わず聞きほれてしまった。左手の斜面を見上げるとカメラやスコープを構えた人がいる。お仲間に入れていただいた途端サンコウチョウが飛んできた。思わずカメラを向ける。 2時間半ほどの間にオス、メス3回ほど入れかわった。オスがリスを追い払う場面にも遭遇し、自然の厳しさ、サンコウチョウの子育ての厳しさを目の辺りにした。何とか無事に子育てができるよう祈りながら二子山を後にした。
伊香保温泉の有名な石段を何段も何段も登ってやっとの思いでついた見晴台。雲海のたなびく山並み。伊香保温泉街。すばらしい眺望だ。ここでは、ホオジロ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロが美声を聞かせてくれた。
今日の大収穫は、何といってもKさん発見のアオバズク。静かに、静かに本当にひっそりとその姿を私たちに見せてくれた。
朝食後、シダの池で出会った鳥は、シジュウカラ、ヒヨドリ、コルリ(♂)、ヤブサメだけだった。
伊香保・榛名探鳥会に参加。シダの池の前に陣取り、センダイムシクイの囀りを聞きながら水浴び、水飲みにやって来る小鳥たちを撮影。
1時間半ほどの間にシロハラ、アカハラ、クロツグミ(♂)、コガラ、キビタキ(♂)、ホオジロ、クロツグミ(♀)、コルリ(♀)、ヒガラ、シジュウカラが登場。Tさんは、これを大名バードウォッチングと名づけた。
鳥たちの広場に、裏磐梯で撮った アカショウビン、 コサメビタキ、 ゴジュウカラ を追加しました。
空模様が気になって、4時前から目が覚める。小鳥のさえずりは聞こえてくる。しかし、空はどんよりとしており今日のお天気が心配になってきた。
今日の鳥見は、Nさん、Oさんとご一緒。途中車を止めるとクロツグミの声が聞こえてきた。遠いけれどシャッターを切る。カッコウが鳴きながら飛んでいった。昨日の雨で、今日は鳥たちが飛びたがっているとのこと、空もだんだん晴れてきており期待できそうな予感がする。 ショウビン沢へ到着。だが、声がなかなかしない。ようやく声が聞こえたが、すぐに遠ざかってしまった。しばらく待ってようやく姿を確認。何とかきれいに撮りたいのだが、カメラがどうも具合が悪い。折角のチャンスなのにと思うが仕方がない。とにかくシャッターを切る。なんとか新緑の木々の中にアカショウビンの姿を捉えることができた。それにしてもすばらしい鳥見、恵まれた鳥見だった。
予報どおり朝から雨。これでは鳥見も無理。先客のIさんはあきらめて帰られた。
ご主人が車を出してくださり、Nさんと私たちで雨の中、車の中からバードウォッチング。やはり雨の日は鳥もひっそりとしている。残念ながらアカショウビンに会えなかった。
雨がほぼ止んだ頃、裏磐梯で一番の見所という中瀬沼を案内していただく。オオルリ、エナガ、アオジ、コサメビタキ、ゴジュウカラ。ノジコ、キビタキ、カッコウの声も楽しい。中瀬沼は静かな美しい沼だ。
雨の中、野鳥の宝庫の一つといわれる裏磐梯に向かう。昼前に目的地に到着。ここは雨も降っておらず、ほどよいお天気。
みちのくのご主人が私たちの気持ちを察して早速鳥見に案内してくださる。新緑の森の中で待つことしばし。30分ほど待っただろうか、CDでしか聞いたことのない、あの声「キョロロロロ、キョロロロロ・・・・・」が聞こえてきた。天から聞こえてくるような澄んだアカショウビンの声。胸がドキンドキンとするのが分かる。ファインダーをのぞくとそこには紛れもないアカショウビンの姿。体がカチカチになりそう。とにかくシャッターを切ろう。
何とすばらしい日。とりどり日記のスタートをアカショウビンで飾れるなんて。
これまで、更新記録は「What's New」として掲載してまいりましたが、2005/5/30から「とりどり日記」をはじめましたので、本ページで更新記録を兼ねることにいたしました。2005/5/28以前の更新記録は<< What's New >>に保管しております。
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