昨年、とりわけ印象に残っているのがオオチドリとの出会いです。大型台風が去った後、台風の置き土産は何かないかしらと淡い期待で出掛けた馴染みの田んぼで思いがけず出会ったのがオオチドリの群れです。雪の降りしきるユーラップ川付近で出会ったのは、ウソの群れ、小雪が舞う中、真っ赤なナナカマドの実を啄むキレンジャクの群れは、目に心に焼き付いて離れません。木どまりのハイタカ、銀世界のギンムクドリ、身近なフィールドで出会ったキガシラシトド、馴染みの公園では、動きの速いカラフトムシクイ、北の大地では、念願の真っ赤なイスカ、流氷の上のオオワシやオジロワシ、何度も何度も水場に姿を見せてくれたホシガラス、ぼさぼさの長い冠羽のコウライアイサ。鳥たちの飛来が少ないと嘆きながらも足繁く通った田んぼや蓮田では、ずいぶんたくさんのシギたちに出会いました。
心に残る鳥たちとの出会い。それと同時に鳥を愛し自然を大切にするたくさんの方々との出会いも忘れることが出来ません。HP「九羽の白鳥」の更新を続けることが出来ましたのも、皆様方のお力添えをいただいたお陰と心から感謝し厚くお礼申し上げます。
今年も思い出に残る鳥たちと出会えることを願っております。皆様方のお力添えをいただきながら、ほのぼのとした雰囲気のHPが続けられるよう努力してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。