九羽の白鳥 > とりどり日記(2012年1月) > 2012/1/15
冬枯れの田んぼは、何とも殺風景であるが、茶系の濃淡が広がる光景は、心が癒される思いがする。四季を問わず私は、好んで田んぼ巡りをするが、シギ・チのシーズンだけでなく冬枯れの田んぼもまた、心惹かれるものである。
その田んぼで時々見かけるのが、カワラヒワである。以前は、カワラヒワは群れで見かけることが多かったのだが、今シーズンは、数羽見かけるのみである。枯れたセイタカアワダチソウにとまったカワラヒワの姿は、何とも微笑ましくて心和み、ひととき冬の寒さを忘れさせてくれるような気がする。