今シーズンは、冬鳥との出会いが少ない。ルリビタキには出会えたのだが、ジョウビタキやヤマガラなどにも、なかなか出会えない。ベニマシコは、私にとっては、高嶺の花といったところである。
そのような中で、冬枯れの田んぼを回ったところ、ハマシギ100羽以上の群れに遭遇した。目の前に飛んできて反転したときの美しさ。その光景をカメラに収めようと必死にレンズを向ける。時折、着地するのだが、すぐまた飛びあがり右に左にと飛び回る。その中に2羽のエリマキシギの姿があった。ハマシギが飛びあがるとエリマキシギも一緒に飛ぶ。何とも不思議で心に残る光景であった。