今日は、立春。暦の上では、寒さがあけて春に入る日。静かに力を蓄えながら春の出番を待っていた木々の芽も今日は、ぐ~んと大きな伸びをしていることだろう。
春が来れば、鳥たちの動向も変わってくる。長い間、たくさんの人たちを楽しませてくれたソデグロヅルの旅立ちの日も近いのではないだろうか。今日、時間が取れたので久しぶりにソデグロヅルのポイントに出掛けてみた。嘴にも足にも田んぼの黒々とした土がこびりついて熱心に採餌中だった。時折、頸をあげ♪クルー♪クルーという鳴き声を発する。遠い故郷を思う声だろうか。コハクチョウたちと旅立つ日も近いことだろう。