立春を過ぎると、吹く風にも春らしさをかすかに感じるようになってきた。住まいの近くの桜通りをゆっくりゆっくり歩くと小さな小さな芽が、小枝の先端に見え、桜の木肌が、かすかに色づいてきているのがわかる。
今日、久しぶりに近くの公園をのぞいてみた。カメラマンの姿は、全くなく、散歩の人が、時折通るだけである。♪ジュクジュクジュク♪2羽のシジュウカラが飛んできて、カエデの木にとまった。レンズを向けたが、手前の小枝が邪魔して撮影を断念。♪チィチィチィ可愛い声が聞こえて来た。ほどなく姿を現したのは、メジロ。カエデの下草のところに降りて何やら熱心に探していたが、小さな虫のようなものを啄んで、植え込みの奥に姿を消した。メジロも春の気配を探しに来ていたのかもしれない。