九羽の白鳥 > とりどり日記(2012年4月) > 2012/4/10
ようやく春らしい穏やかな日和が続き、沼のほとりの染井吉野も、一気に花を開き始めた。木によっては、まだ、かなり固い蕾のままのものもあるが、花の季節の散歩は、なかなか良いものだ。
その固い蕾の桜の木にコゲラが飛んできた。コゲラは、一心にイラガの繭を突いている。コンコンコンコン突いた後に出て来た蛹を、美味しそうに啄む。後頭部に小さな赤い斑が見えた。これは、コゲラの♂。ヒョイと飛んで別の枝に移った。また、イラガの繭を見つけたのだろうか。