雲が厚くどんより暗い朝。日中は、太陽が顔を出し、久しぶりに窓を大きく開けて、春の日差しを楽しむ。夕方近くになって、また暗い空。雷もなり、雨が音立てて降り出した。目まぐるしく変わった今日の天気。本格的な春は、いつになったら来るのだろう。
散歩道をゆっくり歩くと春の野の草が、ところどころで微笑んでくれる。オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、スミレ、菜の花。いつも出会うのは、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ。しかし時には、思いがけない出会いもある。目の前の草むらに何とコムクドリ。すぐに飛ばれてしまって、戻って来てはくれなかったが、季節を感じる嬉しい出会いであった。