九羽の白鳥 > とりどり日記(2012年7月) > 2012/7/28
暑い日が続き、いささか閉口している。しかし、この暑さを迎えてもセミの声をほとんど聞かない。数日前の明け方、♪カナカナカナ♪とあの物悲しいヒグラシの声を久しぶりに聞いたのが、今シーズン初めてである。セミも鳥と同様、少なくなっているのだろうか。
あちこちの神社や公園などでアオバズクが巣立ったようである。青葉若葉の頃に飛来するアオバズクだが、夏の暑さを感じる頃に巣立ちする。昨年出会ったアオバズクの巣立ち雛は、同じ木にとまったセミを不思議そうに見上げていた。あの光景が懐かしい。