暑いさなか、渡り途中のシギ達に会いたくて、好んで田んぼ巡りをした。ところが、数年前のような休耕田が、非常に少ない。行けども行けども緑色の稲田、黄緑色の稲田、黄金色の稲田が広がっている。こんなにも豊かな穀倉地帯が身近にあったのかと改めて驚く。その田んぼも今では、ずいぶん刈り入れが進み、野焼きをしているところもあるので、風景がすっかり変わってきている。
蓮田は、緑の大きな葉を広げていたが、こちらも収穫が進み、シギたちにとっては、恰好の餌場となっている。その蓮田でヒバリシギにも出会った。シーズンに一度は、会いたい鳥である。