朝からどんよりしていたが、予報通り雨になった。青空が広がり、心地良い秋晴れの日が続いていたので、今日のお湿りは、大地を潤し、木々や草花が喜んでいることだろう。
雨が降ったりやんだりの中、久しぶりに田んぼを回ってみた。枯れ草色の二番穂が、あちこちで目に付く。鳥たちにとっては、恰好の餌場となるはずだが、スズメやカワラヒワが啄んでいる姿を見かけることはなかった。田んぼの土色の中にいて、気がつくのが遅かったが、タゲリが10数羽いる。そのタゲリが何の弾みか飛んで土手の上空を飛び遠くの田んぼに着地した。今季、初めての出会いであった。