四季折々、田んぼは、色々な表情を見せてくれる。とりわけ関心があるのは、春の渡り、秋の渡りで見せてくれるシギ・チドリたちの姿である。師走に入った今でも、いくつかのシギたちは、蓮田で熱心に餌取りをしている。オオハシシギ、エリマキシギ、コアオアシシギ、アカアシシギなどである。
昨日、回った蓮田では、思いがけずカシラダカの群れにも出会った。その数、30羽くらいであろうか。蓮田でタヒバリを見かけることはあったが、カシラダカを見るのは、初めてである。ゆっくり伸びをしてくつろいでいる個体もあり、カシラダカにとって、蓮田は、憩いの場であるようだ。